東京薬科大学薬学部・薬学実務実習教育センターで講師を務める影山美穂さんは、「多くの選択肢があるのは薬学生皆さんの大きな強み。自分の意思で選び、進んでください」と語る。その言葉は影山さんの歩みに重なる。病院薬剤師からキャリアを始め、糖尿病専門の薬剤師として患者さんの指導に充実感を持ちながら、さらなるスキルアップの必要性を感じて大学院生に。4月、より多くの人に役立つエビデンスをもって臨床課題を解決したいと、ビッグデータを活用した疫学研究・統計解析を極めるため博士後期課程に進んだ。大学院生と教育者の二足の草鞋を履き、自らの可能性を貪欲に広げている。




























