川端一博氏(ザイダスファーマ社長)
1971年3月、神戸大学法学部を卒業後、エーザイ株式会社に入社し、2年間のMRの後、本社(東京都文京区)法務部門で、23年間にわたり国内医薬事業、海外事業、研究開発、総務、生産等に関する法務を担当。その間、後発品会社に対する特許訴訟や欧米でのJV, 臨床開発、基礎研究および製造拠点の進出プロジェクト等に参画。
1996年4月、ライセンスおよび国際事業開発の部門である渉外室の室長に就任。導入・導出戦略の企画、その実施および国際戦略品のアライアンスの推進等を担当。
2000年4月、アジア事業部・企画室の部長に異動し、中国でのJVの解消とその営業の中国エーザイへの移管、インド・プロジェクト等を担当し、2001年3月、エーザイを退職。
その後、スイスに本社のあるActelion Ltd. の日本の100%子会社の創業(2001年10月設立)に参画し、MRの採用、国内販売網の構築、医薬品企業としての社内体制の整備等を行い、常務取締役・管理・コーポレートサービ担当を経て、2005年1月、退職。
同年5月、医薬分野での提携・アライアンス等に関するコンサルタントを行う有限会社ファルマプレゼンス(本社、新宿区)を設立し、社長に就任。2006年9月、ザイダスファーマ(株)の設立に伴い社長に就任、現在に至る。
連載 インド薬業事情
- 「インド薬業事情」連載終了
- 第21回 インド製薬会社の収益性
- 第20回 インドの医薬品の品質
- 第19回 インドのAPIビジネス―日本企業の対応
- 第18回 インドの医薬ビジネスサポート業―3 (研究支援)
- 第17回 インドの医薬ビジネスサポート業―2 (受託製造)
- 第16回 インドの医薬ビジネスサポート業―1 (CRO)
- 第15回 インド製薬会社の海外展開
- 第14回 インド製薬会社の強みと弱み
- 第13回 インドの医薬品市場―主要企業と成長
- 第12回 インドの医薬品市場の概要―その特性
- 第11回 インド高裁によるノバルティスの請求棄却に関して [緊急掲載]
- 第10回 インドの医療供給体制
- 第9回 インドの医薬品安全性対策
- 第8回 インド製薬会社のMR
- 第7回 インドの医薬品マーケティング戦略
- 第6回 インドの医薬品流通
- 第5回 インドの薬価
- 第4回 インドでの医薬ビジネスに関する法規制
- 第3回 インドの医薬品と知的財産権
- 第2回 インドの医薬品承認制度
- 執筆者紹介 黒木俊光氏(トレント・ファーマ社長)
- 第1回 物質特許制度の導入とインド企業の新薬開発
- 執筆者紹介 川端一博氏(ザイダスファーマ社長)
- 「インド薬業事情」連載開始!